雇用契約書の休暇と休日の違い
「休暇」とは、本来は労働義務のある日であるが、労働者の申請によって労働義務が免除される日のことです。一方「休日」とは、就業規則や雇用契約書により、「労働義務がない日」と定められている日を指します。
休暇は、労働基準法や育児・介護休業法などにより、年次有給休暇や育児休暇や介護休暇を付与しなければいけません。休日は一般的にに就業規則などで定められている土曜日や日曜日、それぞれの企業が指定する日です。休暇と休日を混同して就業規則や雇用契約書に定めてしまうと意図しない残業代が発生する可能性があるので、人事担当者や労働者はしっかりと把握しておく必要があります。
